主なハーブ   
 ・ジャーマンカモミール(和名:カミツレ)
カモミールには多くの種類がありますが、ジャーマンカモミールとローマンカモミールの種類だけが薬用として使用されます。
ギリシャ人がカモミールを「カマイ・メロン」と呼び、「大地のリンゴ」という意味が語源となっています。また「母なる薬草」と言われるほど効能に優れ、特に心と精神に著しい効果があります。また、鎮痛・抗炎症、殺菌の効果を発揮します。
カモミール
・ローズヒップ

ローズヒップに含まれるペクチンやフラボノイドといった成分には緩下作用や利尿作用があり、お通じをよくしてくれます。
抗菌、抗ウイルス効果があり、ローズヒップティーを飲むと風邪の予防になります。栄養素も豊富なため、古くから風邪薬としても利用されてきました。
また、豊富な栄養成分(ビタミンCなど)が、メラニン色素の生成を抑えてシミを予防し、コラーゲンの生成を助けて、美肌やアンチエイジングに効果を発揮します。
妊娠中や月経中の栄養補給にも良いと言われ、女性ホルモンのバランスを整えて気分を朗らかにしてくれます。

 ローズヒップ
 ・ルイボス
ルイボスティーは人工的に加工することなく、カフェインが一切含まれていません。ルイボスティーには、カルシウム、ナトリウム、マグネシウムなどのミネラルが、バランス良く含まれています。ルイボスティーはアンチエイジング効果でも知られています。 SOD(スーパー・オキシド・ディスムターゼ)様酵素が多く含まれていることで、体に優しいお茶としてニーズが高まっています。
ルイボス
 ・ハイビスカス
ハイビスカスは酸味の強さと、キレイな赤色が特徴です。俗に言われる「ローズヒップティー」の赤色はブレンドされているハイビスカスから抽出される赤色でありローズヒップからは抽出されません。
ハイビスカスには、ビタミンやクエン酸が含まれているので暑い日の疲労回復にピッタリです。酸味が苦手で飲みにくい場合は、はちみつ等を加えて調整しましょう。
ハイビスカス 
 ハーブのブレンド 

○代表的で非常に使いやすいハーブにカモミールやルイボスはそれ単体でも味があり比較的飲みやすいハーブです。
ハーブが苦手な方はこのあたりから試してみるといいでしょう。
これらをベースにそれぞれの効能のハーブをブレンドし自分の体にあったオリジナルハーブティーを作ってみましょう。
また、はちみつや砂糖を加え飲みやすいように工夫して毎日の生活に取り入れていきましょう。


・こころに効く
  ・気分が沈む…オレンジピール、
  ・イライラ…ペパーミント
  ・不眠、うつ…セントジョーンズワート

・からだに効く
  ・夏バテ…ハイビスカス
  ・眼精疲労…ハブ茶
  ・風邪…エキナセア、ジンジャー
  ・生理痛…ラズベリーリーフ

・美肌に効く
  ・美白…ハト麦
  ・アンチエイジング…ヒース
  ・保湿…カモミール